Ryuji Tamura
幼少期、6つの小学校を2年間で渡り歩き、結果的に7つ目で3年生から卒業までは変わらず過ごした。
その時期に、「シロ」という白い柴犬がやってきて、短い間だけれども一緒に過ごした。
「シロ」の死後2年弱、当時住まわせていただいていた祖父の家に、1匹の迷い犬が現れた。
その場で「飼う!」と宣言したその犬に「ダン」と名付けた。
雑種だったけれど、利口な犬だった。
犬は、感情がとても豊かで、まっすぐ。
その言語を超えたコミュニケーションのあり方は、当時の僕に大きく影響を与えた。
犬と比較すると、人間はだいぶお化粧が濃い。
ここでいうお化粧は、お顔の、ではなく心のお化粧。
そのお化粧は、生きていく過程で自然と身につけていったもの、ほぼ無自覚であることが多いからタチが悪い。
また、人間は体のどこかが悪いと、そこばかり気にする。
その原因を考え、人によってはいてもたってもいられなくなるほど不安になる。
転じて犬は、どこかが悪いといっても、動ければ動くし、食べれれば食べる。
「〇〇だから〜しよう」みたいな、作意はそこにない。
「安静」というのは、人間と犬に共通の智恵ではある。
しかし、人間のそれは、必要のない場合も多々ある。
時に、怠惰という以外ないことも、多々ある。
症状や病態、本人の問題意識などに大小あれど、だいたいのことには虚妄に過ぎない。
近代的設備、進歩した最新鋭の機器…などという広告に惑わされ、その真実を見損なう。
人間は、そうした生き物である。
されど、
文化、文明、あらゆる事物を創造し、「自分」と「他者」という概念を使いこなし得たのは、人間。
車、飛行機、スマホ、AI…よしあしは抜きに、こうした発明を為せたのも、人間である。
そうであるゆえに、人間は迷い、嘆き、苦しむ。
その先を想うこともできれば、それ以前を思い出すこともできるのだから。
問題、悩み、苦しみ…
人間がこれらを喝破し、その先(あるいは、その根源)へと歩みを進める…個人的に、ただ、その日を待ち望んできたものの、いつまで待っても(この人生のうちには)その日はやってきそうもない。
教育に始まり、マスメディア、ネット空間…この世界のあらゆる時空間に、問題、悩み、苦痛を生成する「洗脳」的要素は満ち満ちている。
その「洗脳」的要素の根底を為す大きなキーポイント、人間の「執着」という機能。
それを消滅へと導くことを生業としている。
他者の介在しうる最も深い領域まで。
「執着」という機能の特性を喝破し、その存在感覚を減衰する技術は、言語を解すのであるならば、普遍的な技術として全世界的に応用可能。
1996年開業。
2022年で27年目になる。
-
身体均整法
-
野口整体
-
操体
-
自律訓練法
-
催眠
-
人間性中心心理学
-
エネルギー心理学(TFTなど)
-
REIKI
-
ポラリティ
-
気、波動に関する様々なメソッド
-
神道(神職)
-
仏教(主に冥想)
-
密教
-
ほか、様々な技法、メソッド
心体環境力学(Psychosomatic environmental dynamics)創案者
