セミナー
◇体の健康セミナー(大分限定開催) 第1回 「便秘」
※申し込み受付終了いたしました。
美容、体の健康、健全な精神活動…「腸」は、これら3つの基礎ともいえる器官です。
「慢性炎症」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
手を切ったり、何かに感染したりといった時に、私たちのカラダはそれを治癒させるために働きます。
発赤(赤くなる)、腫脹(腫れ)、痛み、発熱などをその部位にもたらしますが、これら全ては、カラダに自然に起きる治癒の反応、そのシステムです。
このシステムを「炎症」といいます。
この「炎症」にも、急性と慢性があります。
急性いうのは、前記したような反応、システムです。
それは一過性であり、通常は数日単位で引っ込みます。
免疫系のコントロールにより作動しますが、この範囲を超えると免疫系の暴走と呼ばれるような状態が起こります。
免疫が暴走し、過剰に働くことで血液中に「炎症性サイトカイン」が増えます。
その放出が続くことで、「サイトカインストーム」と呼ばれる炎症の嵐が体内でまき起こることもあるワケです。
この増えた炎症性サイトカインが、全身を血液によって循環することで、あちこちの炎症が起きやすい状態が生まれます。
低レベルの炎症状態がずっと継続している状態、それを「慢性炎症」といい、花粉症、アトピー、アレルギー、関節痛など、多くの疾患、症状の主因ともいわれています。
また、最近では、精神疾患と思われている鬱病やパニック障害なども、炎症性サイトカインによって脳に軽度ながらも炎症が起きているため、という説もあります。
ブレインフォグ(脳の霧)と呼ばれる現象にも、「慢性炎症」が関与し、集中力や記憶力を削いでいることもあるでしょう。
この「慢性炎症」、そのトリガーとなる異物(菌、ウイルス、タンパク質など)の侵入経路はいくつかあります。
そのなかでも、最も重要なのは腸管だといわれています。
また、腸管は、免疫系の85%を占める器官ともいわれ、「慢性炎症」も腸管から起きることが多く、そのことからも腸の状態が全身の健康には重要であることがわかります。
「慢性炎症」のトリガーとなる異物(菌、ウイルス、タンパク質など)は、腸粘膜から体内に侵入するケースが多い…腸粘膜にはバリアがあり、カンタンには異物が血液中に入ることはできないのですが、腸のバリアが破られた状態であると、粘膜の間から異物が血液中に漏れ出すのだそうです。
この状態を「リーキーガット」と呼ばれています。
「リーキーガット」→「慢性炎症」によって引き起こされる不調は多様で、いわゆる慢性病の類はもちろん、ガンや自己免疫疾患などにも及んでいます。
こういった疾患群とともに、腸がダメージを受けるということは、粘膜からの消化酵素にも影響が及んでいるということ。
栄養素の吸収、排泄の不全などがそれによって起きてきます。
多くの疾患の思ってもみなかった主要因…そのひとつが慢性炎症、だと考えられます。
今回は「便秘」というテーマで、腸本来の機能を喚び起こすさまざまな手法をお伝えいたします。
・内容
☆リーキーガットと慢性炎症
☆「便秘」について
☆「出る」カラダと「出ない」カラダ
☆日常的ケア(一般向け)
☆腸(および腹部)ケアの手技(プロ向け)
私のセミナーは、理論よりも実技が主体です。
どなたも、まずは「自分でやる」ことをメインに、できないところを誰かの力を借り補う…という考え方をしています。
ですので、「聴いて終わり」ではなく、聴いてからがスタート♪
全くの素人の方から、実際に活躍されているプロの方まで、幅広く対応いたします。
※マッサージほか、手技に携わっている方へ
今回のセミナーは、実際に施術をされている、他者の体に実際に触れている、という方も対象になります。
とはいえ、「すぐに実践に使える」という観点からお伝えしますので、「新たな手技を覚える」というよりは、いま現在のあなたの技術を活かしていこう、という観点でお伝えいたします。
スキル自体は特には変えず変わらず、テクニックが新たに加わる…そんな感じです。
もちろん、一般の方にも役立つことばかりです!
これまで知っていることに新たな観点と実践的な方法が加わることで、テーマである「便秘」だけでなく、より根本的な意味で体の健康、健やかな精神が宿ります。
なお、このセミナーは現在のところ、この日、大分限定での開催。
他のどこに行っても、同じ内容のセミナーはありません。
また、そう何度も行う予定はありませんので、もし参加を迷われているようでしたら、ふるってのご参加をお待ちしてます。
※開催日
2023年4月9日(日) 午前10時半〜12時半
※開催場所
大分市内(ご参加希望の方のみお伝えします)
※参加費用
20000円(税・経費込)
※参加方法
☆このホームページの「お問い合わせ」より
「お名前」
「連絡先」
「現在のスキル(なければ「ない」と記入)」
「参加の目的」
を書いて、お申し込みください。